自分や家族の介護が必要になったときには誰もが多かれ少なかれ負担を受けることになるだろう。
全員が満足できる形を整えるのが大切だが、どうしたら良いのかわからない場合もある。
同じ家族であっても一人一人の考え方は違うので、全員の意向を聞いてどうすべきかを判断するのが大切だ。
始めは家族会議を行う、今後介護が必要になった場合どうしようと考えているのかを話し合うと良い。
その議論を通して明確な指針を立てることができれば本当に介護が必要になったときにも心配することはなくなる。
親子が別居していることが多いのでなかなか家族会議をする機会がないのも確かだ。
しかし、介護のときに互いの認識をすり合わせる必要があることを理解できていれば早めに対策をすることができるだろう。
帰省する機会を有効活用するのが効率的なので、年末年始やお盆などのように親元に子供が戻るタイミングを見計らって家族会議を計画するのが良い方法だ。
また逆に親の方から、自らの介護について相談したいと切り出してみても良いだろう。
将来的に介護が必要になったときのことを打ち合わせしたいと親から切り出しても問題はないはずだ。
帰省の前に予め打診しておくとスムーズに議論を進めることができる。
一回の帰省で全てを決める必要はないので、帰省のたびに議論をしてより良い介護の仕方はどういうものかを検討するようにしよう。
家族の介護について何を決めるべきかなどお悩みの方は、こちらのサイト＜他人事ではない介護の備え＞をご覧いただけると良いだろう。